④特許技術できれいな雨水をキープ
スパイラル給水管と排水パイプによる貯水システムは福井工業大学の笠井利浩教授との共同開発により生み出され、特許を取得。【特許第6667818号】
〇笠井教授からのコメント
雨水利用システムの主役は雨水タンクです。その雨水タンクに、これまでに例
のない自己洗浄機能を簡易な仕組みで実現しました。いつ起こるか分からない
災害に対して、「最低限の水質を確保すべく常にタンク自身が備えている」そんな新コンセプトの雨水タンクです。
いつでもキレイな水が貯まるしくみ
雨水タンクの中が満水になっても雨水はタンクの中へどんどん流入します。
その雨の勢いを使って雨水タンクの中に入った汚れとともに、古い雨水も自動的に底から排出。
雨量でいろんな仕掛けが動く
できるだけキレイな水をためられるように、RainHarvestにはいくつかの機能があります。
弱い雨の時は水面の浮いたゴミを排出
水よりも軽いゴミや泡になっているゴミは排水パイプの上部に設けられたスリットによってタンクの外に捨てられます。
1時間程度降り続ければ、ほぼ水面のゴミは取り除くことが出来ます。
強い雨の時はタンク内の雨水がゴソッと入れ替わる
排水スリットで排水できない量になってくると、上部の排水口と下部の中央排水口で全体の水が入れ替わってきます。
この時もゴミを吸い取りながら排水していきます。
大きなゴミは事前にカット!
付属の集水器にはフィルターが内蔵されているので雨どいに流れ込んだ大きなゴミをカットできます。
また、雨どいに設置したままフィルターのみを掃除することが出来るのでメンテナンスも簡単です。2~3か月ぐらいに1度は集水器の蓋を開けてフィルターをチェックしてください。
雨水タンクの底はすり鉢状のように傾斜になっており、ゴミが集まりやすくなっています。ドレン口を開けると一気にゴミが排出され、スッキリきれいになります。
簡単メンテで手間いらず
RainHarvestは雨の力を借りて、古い雨水とともに汚れを排出することが出来ますが
排出できずに底に溜まってしまう汚れも少なからずあります。
3か月に1回、1.5リットルのペットボトル水をタンクの内側をなぞるように水で流すだけできれいになります。ブラシでごしごし、洗剤も必要ありません。
たった3分のメンテナンスでいつもキレイな姿で家族の安心を見守ってくれます。
排水ホースの行き先
タンクが満水になると、タンク背面に接続した排水管から流れ出ます。
排水ホースの先は、①側溝などに流す、②雨どいに戻す、③他の容器に貯める、④周辺地面に浸透させる、⑤レインガーデン的に雨水を活用する、といった方法がございます。
タンク周辺が湿るのを避けたい場合、①側溝などに流す。あるいは②雨どいに戻す方法が一番スムーズです。
雨どいに戻す場合は、雨どいに穴を空けホースを接続することも可能ですが、ホームセンターなどで塩ビ継ぎ手のY字管をお探しいただき、接続されるとキレイに戻す事が可能です。
直径が60mmの雨どいの場合は呼び径50のY字管をご利用ください。
こちらでも専用の器具も販売をいたしておりますが、
給水部分もセットになっている事もあり、かなり割高になってしまいます。
RainHarvestを開発されました福井工業大学の笠井教授の設置方法もぜひ参考にしてください。
Panasonic認定!震度7でも倒れない
RainHarvestはタンク底面をすり鉢状にすることで架台との連結がしっかりし、安定感は抜群です。
Panasonicの耐震性能試験にて阪神淡路大震災時の実際の地震波(揺れの大きさ、時間)でシュミレーションを行い、「震度7」でも雨水タンクが堂々と立っている姿は、もしもの時に頼れる存在です。
今までにない安定感のワケ
タンク底面をすり鉢状にすることで架台との連結がしっかりし、安定感は抜群です。RainHarvestの上蓋はスライド式になっていて蓋がしっかり閉まります。