日本六古窯の最古「常滑焼き」の直火ができる双重(ふたえ)陶器【ジャグ】と竹一筋100年以上の歴史を誇る「公長齋小菅」の名品、【竹の茶こし】をお得なセットでご用意しました。使うほどに熟練職人の細やかな手仕事が感じられる"唯一無二"の用の美道具です。
きめ細やかな乳白色の陶土を使用した陶器のポット。鉄分が豊富に含まれたその土地ならではの焼きものは遠赤外線効果のゆっくりした熱伝導と相まっていつものコーヒーやお茶、白湯でさえも格別にしてくれます。
先祖代々、急須や湯のみに使われている様々な土の中から白泥と呼ばれる白い土を厳選し、高温で一気に焼き締めます。釉薬の垂れや焼きの表情など、手仕事ならではの味わいもお愉しみいただけます。
素焼きでも十分な強度を持ち合わせた焼きものは器だけでなく天災にも耐えうる煉瓦などの建材としても使われるほどです。
火からおろした後も温かさを持続し冷めにくい蓄熱性や保温性にも大変優れている直火陶器。心ゆくまでゆったりとしたティータイムをお楽しみください。
日本六古窯の一つ常滑焼の窯元として1967年(昭和42年)創業した「山源陶苑」。やきものに適した土と窯を作るために適した起伏に富んだ丘陵地形、運搬には欠かせない海に恵まれた「やきものの街」常滑は愛知県の知多半島の西海岸に位置します。
瀬戸・越前・信楽・丹波・備前と並び、日本六古窯とされ、その中でも最古で最大規模。やきものに恵まれた環境にありながらも、900年を超える歴史の中で多くの盛衰を経験してきました。
常滑焼の可能性を確信しつづけ、伝統工芸ならではのさまざまなしがらみや葛藤のなか、10年がかりで自社ブランド"TOKONAME"を設立。
「伝統を継承し伝統を更新する」をモットーに先人達が培ってきた技術。類まれな素材を活かしながら新たな挑戦を続け従来の常滑焼にはない製品の開発は馴染みのない若い世代にも浸透するほどに。
独自の性質により仕上がりに大きな差が生じてしまう常滑焼き。釉薬とのバランスが非常に難しく、焼成の温度、土の配合、釉薬、すべての工程を熟知している職人だけが生み出せる繊細かつ強堅な焼きものだそう。
パーツごとの型に泥水(土を水で解いたもの)を入れ、水分を吸わせて土だけを残す鋳込み成形。成形のもとになる石膏は流し込みは1日にたった1回のみ。
1日に限られた工程を堅実にこなしていく職人の手による微細な工程を経て遂に完成します。土と職人の見事な"あうんの呼吸"工程こそが常滑焼きの<真髄>。真摯なモノづくりが今もなお丁寧に受け継がれています。
※カップ、蓋は付属しませんのでご注意ください。
国の重要無形文化財のひとつに指定されている常滑焼き。機能美と製造工程の必然性から導かれた潔くスッキリとした姿。引き締まった無垢な美しさの中に陶の柔らかな感触を覚えます。
思索と試作を行き来しながら理想の形を導き出すプロダクトデザイナー森敏郎氏。
「物体の形は形だけを考えて決めることはできません。 物体を取り巻く多くの要素から型を作り、デザイナーがその型の隅々まで検証を注ぎ込み、最後に残るのが理想の形だ」と。
良くも悪くもわずかな可能性を見逃さないためには先入観のない視点が不可欠。常にオープンマインドでデザインを追求し続け生み出された「双重(ふたえ)陶器」。
お茶の味は"急須で変わる"と言われていますが、茶葉の自然そのものを味わえる常滑の器。湯を沸かし、白湯を注ぎ、じわりと広がる豊かな香り。お茶を飲むことで広がる風景。そのものに関わるすべてをあるべき姿にデザインします。
ストーブトップではもちろん、底面へ行くにつれ末広がるフォルムのポット(525ml)はご自宅のガスコンロでもスマートに◎いつでも手軽に使えるのが嬉しいですね。
滑らかな陶の特性上、細い蛇口状になっていない注ぎ口は水が滴ります。注ぐ時にはゆっくり丁寧に・・・使うほどに手先が道具に馴染んでいく日々をお愉しみいただけたらと思います。
整った編み目、歪みのない丸いフォルムが気品ある公長齋小菅の竹の 茶こしは職人の熟練した技術によって生み出されるまさに芸術品。
細やかに編み込まれた目は手作業とは思えないほど美しく、開いた茶葉をしっかりキャッチします。 天然素材である国産の竹を使用しているので、お茶本来の味を愉しむことができ、その風合いにより清々しさも感じることができます。
公長齋小菅の竹の茶こしは引っ掛け穴がある事が最大の特徴です。お茶を淹れる際に、器の縁に引っ掛けることができ、手が離せるのが扱いやすさにもつながっています。
縁と持ち手部分はしっかりと藤巻で結ばれ、美しく配置された様子がアクセントにもなっています。(写真左) また、底部は昔ながらの菊底編みという技法で編まれており、上から押さえてもビクともしないくらい丈夫な仕上がりに。編み込んだ竹製品は、鉄の強度と同じくらい丈夫になると言われています。(写真右)
卓越した技術と感性を自在に操り、美しく表現されている公長斎小菅の竹製品の数々。それらは宮内庁御用達で、世界の博覧会でも多数受賞しています。 毎日使うものだからこそ、使いやすく良質なものを。繊細な美しさと温かさを宿す竹の茶こしは、使い込むほどに味わい深く変化していきます。
天然素材の竹は水に強く丈夫でありながら、しなやかさも持ち合わせています。竹本来のやわらかで優しい質感は食器を傷付けにくく、お気に入りの器にも安心してお使いいただけます。
TOKILABOのオリジナルブランドである【喫茶去(KISSACO)】。 「自分を想う空間を大切にできるように」と禅由来の言葉から知恵をいただきました。
心を無にして、ただ目の前の空間に向き合い、丁寧に感じる。 忙しい現代の中でほんの少しでも五感に触れて、 日常にささやかな彩りをもたらす"きっかけ"になれたら。
感性に響く道具を通じて、 心和らぐ空間づくりのお手伝いが出来たら幸いです。
・個体差については、ページ下部の「個体差の例」をご覧ください。
・1点ずつ手作りのため、サイズ・形・色・質感・重量に個体差があります。釉薬の濃淡、流れ跡、溜まりが見られる場合があります。
・表面の黒点や黒みは、陶土や釉薬に含まれる鉄分が焼成により現れた「鉄粉」です。
・釉薬表面に小さなへこみ(ピンホール)が見られる場合があります。焼成時に生地の有機物が焼けた際に生じる陶器特有の現象です。
・素地の吸水性により、使用状況によっては釉薬表面に貫入(細かなヒビ)が入ることがありますが、ご使用には問題ありません。
・これらは製品特性であり不良ではありません。量産品にはない手仕事ならではの風合いとしてお楽しみください。
・IHはご使用になれません。
・使い始めは「目止め」をおすすめします。
・空焚きは破損の原因になります。炎が底面からはみ出すと取っ手が過熱する原因となりますので、火力は底面に収まる範囲で調整してください。
ご使用に際しての詳細なご案内は、同梱の取扱説明書に記載しておりますのでご確認ください。
竹は自然素材の為、特有の傷や色むらが見られることがあります。1点1点すべて異なる素材を使っておりますので味わいとしてお楽しみください。
手作業で製作しているため、仕上がりには個体差がございます。細かい茶葉などを入れると網目の隙間から出てしまうことがございますので、気になる場合は大き目のものを入れることをお勧めします。
反りや割れにつながる為、直火、電子レンジ、オーブンのご使用は避けてください。
使用後は水の中に長時間放置せず、たわしや研磨剤のご使用は避け、柔らかいスポンジと薄めた中性洗剤で洗浄してください。
洗浄後は柔らかい布でしっかり水分を拭き取り通気性の良い場所で自然乾燥させてください。
反りや割れにつながる為つけ置き洗い、熱湯、食器洗浄機、食器乾燥器のご使用は避けてください。
サイズ:直径最大120mm×高さ95mm容量:525ml
多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻を卒業。2年間の海外経験を挟み、2017年Toshiro Mori Design 設立。人と物、地域と産業、開発と自然保護など、幅広く横断的な視点でのデザインの実践を目指している。