山形鋳物の伝統を受け継ぐ「鋳心ノ工房」が手がけた、鉄製ウォーマー。直線が織りなす端正なフォルムに、キャンドルの炎で温かさを保つ機能性を備えた逸品です。
小さな炎を熱源に、鉄瓶やティーポットの飲み物を適温に保つキャンドルウォーマー。火を灯すだけで手軽に使え、淹れたてのお茶の温もりを長くお楽しみいただけます。
お茶を注ぎ、語らい、また一杯。そんな心地よい時間を重ねられるのも、この道具ならでは。やさしく揺らぐ炎が、そのひとときに趣を添えてくれます。
鉄瓶をはじめ、ミルクポットや直火対応のマグなど、多彩な器と好相性。落ち着いた風合いがそれぞれの魅力を引き立て、食卓にも自然と調和する佇まいです。
余計な装飾を削ぎ落とし、直線で描き出された潔いかたち。鋳鉄の重厚な質感と明快な輪郭が、凛とした存在感をいっそう際立たせます。
「肌打技法」などの手仕事が生み出す奥行きのある表情は、光を受けてやわらかな陰影を浮かべます。見る角度によって移ろう、味わい深い鋳肌の美しさ。
ひとつひとつ時間をかけ、丹念に造り上げられる鋳鉄のウォーマー。細部にまで行き届いた仕上げは、熟練の職人が培ってきた技と美意識の賜物です。
平安時代から千年の刻を超えて受け継がれてきた「山形鋳物」。良質な鋳物砂に恵まれた山形の地で、幾世代もの職人たちが鋳造の技を磨き継いできました。
左:鋳造風景 / 右:茶の湯釜 (写真提供:山形県)
鉄でありながら驚くほど薄く、優雅な造形が特徴です。茶の湯釜や鉄瓶をはじめ、数々の名品を生み出し、1975年には国の伝統的工芸品(第一期)に指定。その卓越した技と美意識は、日本の鋳物文化の一翼を担っています。
山形城跡の霞城公園に立つ「最上義光騎馬像」も、高度な技術を物語る作品のひとつ。約3トンもの重量を馬の後ろ足2本だけで支える、世界でも類を見ない難業。まさに、職人の矜持とたゆまぬ研鑽が生み出した真髄です。
1997年、鋳金家・デザイナーの増田尚紀氏によって設立された「鋳心ノ工房」。代々受け継がれてきた職人技を礎に、現代の感性を巧みに取り入れたデザインを追求。伝統の美学を今日の暮らしへと昇華させるものづくりは、国内外で高い評価を得ています。
限られたスペースでも使いやすいコンパクトなサイズでありながら、ポットや器をしっかりと支える堅牢なつくり。料理を温かく保ちながら食事を楽しむのにも重宝しそう。
実用性も洗練された意匠のひとつ。伝統の趣を大切にしながら、現代の暮らしにも自然と馴染む仕立てが、日々の空間に上質な静寂をもたらします。
中央に付属のティーライトキャンドルを置き、火を灯すだけ。届いたその日から、お茶の時間に取り入れられる手軽さも嬉しいですね。※ウォーマーに載せるポットや器は、必ず耐熱・耐火素材のものをご使用ください。
キャンドルの炎のゆらぎ、ざらりとした漆黒の鋳肌――。 それぞれが織りなす陰影が、いつもの食卓の空気を凛と引き締める。
読みかけの本を傍らに、温かな一杯を愉しむ。そんな何気ない時間にこそ、心を満たす贅沢があるのかもしれません。
・本商品は、鉄瓶やティーポットなどの温かさを保つための保温器具です。お湯を沸かしたり、冷たいものを加熱する用途には使用できません。 ・ご使用の際は、器がキャンドルウォーマーでの保温に対応していることをご確認ください。器の底面サイズや形状によっては安定しない場合がございます。・必ず平らで安定した耐熱性のある場所に設置し、燃えやすいものの近くでは使用しないでください。また、点火中はその場を離れないでください。・鋳物製品の特性上、表面の風合いや仕上がりには個体差が見られる場合がございます。・水分や湿気はサビの原因となります。ご使用後は本体が十分に冷めてから、柔らかい布で汚れや水分を拭き取り、湿気の少ない場所で保管してください。