アレロパシーについて

アレロパシーとは?

アレロパシーとは、植物に含まれている物質が他の植物に何らかの影響を与えることで、植物の生育を助けたり抑制したりする作用のことをいいます。これは動くことができない植物が必然的に身に着けた能力のひとつだと考えられています。

例えば、水菜とニラを一緒に植えると害虫を減らす効果があったり、ニラとトマトを一緒に植えると病害軽減の効果があります。

よく知られている、トマトとバジルを一緒に植えると成長が良くなったり、トマトの余分な水分をバジルが吸収することでトマトが甘くなるというのも、アレロパシーの一種です。

セイタカアワダチソウは他の植物が嫌がる化学物質を出して成長の邪魔をし、自分以外の植物を弱くしてしまいます。そしてやがて自分が出した物質で自家中毒(自身が出した物質により植物自身の成長が阻害されること)を起こして、他の植物に代わられてしまうという結果となります。
アレロパシーがあまりに効きすぎる植物は1ヶ所に長く定着できない場合が多いようです。

他にもいくつかアレロパシーの例をご紹介します。

アレロパシーについて

1.マリーゴールド

キク科の1年草で、原産地のメキシコからアフリカにわたり、様々な品種が作られています。このマリーゴールドは、ネグサレセンチュウ防除に効果が高く、その効き目は薬剤以上ともいわれています。

ちなみに、マリーゴールドとよく間違われる花にポット・マリーゴールドがあり、これは日本ではキンセンカまたはカレンデュラと呼ばれ、ハーブやエディブルフラワー(食べられる花)の仲間です。名前も見た目もよく似ていますが「ポット」というのは食用の野草という意味があるそうなので、ポットがつく方のマリーゴールドはハーブだと覚えておいてください。

アレロパシーについて

2.カラシナ

種がカラシの原料になる葉物野菜です。カラシナに含まれる辛み成分は殺菌や殺線虫作用が強いことが知られていて、ホウレン草などを栽培するときの病害を防いだりすることに用いられています。

野菜として栽培されているからし菜にはカルシウムが豊富に含まれ、カロテンやビタミンCなどもたっぷり含まれる栄養価の高い野菜です。また、葉酸はブロッコリーの1.5倍も含まれているので、特に妊娠初期の妊婦の方にたくさん食べていただきたいです。おひたしにするとピリッとした辛みがアクセントになって美味しいですよ。

アレロパシーについて

3.ネギ

ネギの強い匂いを嫌がる害虫が多いので、ナスなどの傍にネギを植えると害虫の被害を減らすことができます。

水耕栽培では、土中に埋まる白い部分のない、葉ネギの栽培ができます。緑の部分にはカロテンやカルシウムが豊富で、お味噌汁にメインの具材として入れるのもたくさん食べられるのでおすすめです。

アレロパシーについて

最後に

水耕栽培は室内の場合は虫や病気が発生する心配はあまりありませんが、外で行なう場合はその環境などで虫や病気が発生することがあります。
室内ではなく屋外で水耕栽培をする際や、植物の成長がゆっくりだという場合の参考になればと思います。

水耕栽培の担当になって1年。実は最近までアレロパシーというものを知りませんでしたが、コンパニオンプランツに関連してこの現象を知りました。

水耕栽培は連作障害がないと言われているため、アレロパシーもないのかなと疑問だったので、あるメーカーさんに聞いてみたところ

アレロパシーに関しては作物によってはあると言われていて、ほうれん草は関連があります。 同じ養液をずっと使用するのではなく、毎回作物が終了するたびに消毒、養液を交換する必要があります。また、混載も不向きとなっております。

という回答でした。

ホウレン草はアレロパシー物質が他よりも強いのかな?
そのあたりはまたこれから、勉強をして解決したいと思います!

これまで全く野菜の栽培をしたことがなく、知識もない自分にとっては、今回のアレロパシーや、コンパニオンプランツのページで出てきた極相や宿主特異性は難しすぎてまだあまり理解ができていない状態ですが、それもこれからいろいろ学んで理解していきたいと思います。

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