底面に水をためることのできるプランターを使います。
かん水装置と1つのプランター(パイロットプランター)の底を配管します。
パイロットプランターの底の水が深さ30mmを下回ると
【雨びつ(雨水タンク)→かん水装置→複数のプランターの上部に配管した穴あきパイプ→個々のプランター】へと供給が始まります。
土の上から給水するとともに底に貯まった水も土の毛細管現象で植物に届けられます。
硬質塩ビ管(13A)に、穴径3mmの給水穴を、プランター1台につき2ヶ所設けます。かん水装置1台で市販のプランターを6台まで接続することができます。穴数は12穴です。(「穴径3mm・プランター1台に穴2ヶ所」は標準ですが、変えてみてもよいでしょう。)
穴あきパイプはプランター1台ごとに切断し、接着をせずに、塩ビ管継手でつなぎます。そうしておくと、給水穴の角度を変えることができ、水の出を調節することができます。