水琴窟の歴史
従来の水琴窟は、地中に甕(かめ)を埋めて反響音を楽しむもので、庭師による大規模な工事が必要なため、コスト面で大きな負担を要しました。 更に、近年では庭師が減少し、水琴窟の作り手も減ってきています。
信楽焼伝統工芸士「重蔵窯」では30年間、甕(かめ)を作り続け、水琴窟の音色をもっと身近に楽しめるように、江戸時代の庭師が考案した水琴窟を現代風に再現したものが、地上設置型の水琴窟です。
信楽焼のもつ情緒豊かな美観性を残しつつ、大物陶器の作成技術と吸水率の低い優れた土の開発をし、どこにでも容易に設置でき、幅広く購入していただける低価格な水琴窟を開発しました。
水琴窟の魅力
重蔵窯の水琴窟は、癒される条件であるアルファ波(α波)を放出します。
脳から出ている脳波はその心身状態によって異なり、特にリラックスした気持ちでいる時の脳波がα波です。
クラシック音楽や川のせせらぎを耳にすると出やすいとされています。
水が動くことによりマイナスイオン粒子が発生する原理で空気中に含まれる僅かな電気を帯びたマイナス電子のことを指します。一般的な生活空間にもマイナスイオンは存在はしていますが、1リッポウセンチメートルあたりに100~200個(100~200ppm)と極めて微量です。
一方で滝や噴水など水しぶきの多い場所では、10000ppmと言われてます。
そしてこの重蔵窯の信楽焼水琴窟の周りでは、5500ppmのマイナスイオンが存在しています。