日本ではなかなか見られない大きさ、きれいな編み目が魅力的な煤竹(すすたけ)の丸かご。 手作りとは思えない整った模様は不思議とそこにあるものを美しく変化させるような佇まい。じっくりと燻されたすす竹は使えば使うほど素材自体の魅力が際立ち始めます。燻し加工は防虫効果もありブランケットやタオル、ストールなどの収納かごとしてもおすすめです。
きれいにバランスよく配された編み目は手作りとは思えないくらい美しく、まるで芸術品のよう。ひとつひとつ違うすす竹のグラデーションが驚くほど滑らかに調和しています。
使うほどに艶が増し、あめ色へと変化する様は長く使っていたいと思わせる色めき。
置いてあるとなぜか、目にとまる。 中に入っているものが、だんだん素敵に見えてくる。 この籠が譲しだす奥深い存在感でしょうか。
日本ではあまり見かけない大きさの竹籠。ベトナムでは現在も伝統的な道具として使用されています。 一度にできるだけより多くの野菜や果物などの食材を運べるようにと、軽量で壊れにくい煤竹かごは暮らしに欠かせない道具のひとつ。
すす竹は茅葺き屋根の骨組みとして沢山使われていた竹材が、100年、200年と長い時間をかけて囲炉裏の煙に燻されたものです。
この竹かごは皮ではなく竹の中身を使用。しなやかで柔らかい手ざわりが特徴的で、燻された独特の香りは虫よけ効果もあります。
じっくりと燻された竹は囲炉裏で燃やされたものによって色合いが異なるともいわれています。やがて深みのあるアンティークへと変化する様は少しつーんとくる炭の香りでさえも風情が感じられます。
ひとつひとつ職人さんが丁寧に手作りしてるすす竹かごは製品の特性上、スレやささくれ、ひねりが見受けられます。ひとつとして同じものはない手作業の風合いをお楽しみください。
大きさによって使い分けられる大・小サイズ。 しっかりした深さがあるので、思いのほかたくさん収納できます。はみ出したり落としたりする心配もありませんね。
キッチンに佇む姿はお野菜や果物をかごに入れたくなる、こんなひと手間をついかけてしまうほどの趣深い風合い。自然が生み出す経年変化はわたしたちを丁寧に見守ってくれるよう。その美しさはキッチンに凛とした風を吹かせてくれます。
いぶし加工特有の香りがございますが、時間が経過しますと少しずつ薄れていきます。
ブランケットやタオルなどにも匂いが移りますので気になられる方は燻し加工の匂いが薄くなってからの収納をおすすめいたします。
天然素材のため入荷時期により、色・形・サイズ等若干異なる場合がございます。
素材の性質上、黒ずみ・割れ・ささくれ・とげ等がある場合がございます。手作りの風合いとしてお楽しみください。