◆【雨豆知識】

東京・高円寺にある日本に唯一の気象の神社

オランダと言えばチューリップ、運河、チーズ、ビール、そして風車のイメージ。 俗に、昔から"お天気は神頼み"とよく言われます。

自然にはどうやっても敵わないということの表れでしょうが、そこははやり人間ですから。敵わないと知っていても"なんとかして!"と神様に縋りたくなってしまうもの。

学業成就なら太宰府天満宮、商売繁盛は西宮神社、海上安全は金刀比羅宮、縁結びは出雲大社から始まって、厄除け、安産、ぼけ封じなど有名な祈願どころがありますが、実はお天気の神様をお祀りしている神社も日本に一ヶ所だけあるのです。

雨豆知識

それが東京・高円寺にある氷川神社の境内にある「気象神社」。
一般的によく知られている、というよりは、気象神社の成り立ちゆえに気象関係者やマニアの間では有名だったような。

この最近はメディアに取り上げられたこともあり、にわかに一般の方からの注目を集め始めています。 そもそも気象神社は大日本帝国陸軍気象部でお祀りされていた神社で、気象員が勤務前に天気の的中を祈願していたんだそうです。

戦後の神道指令によって、本来ならば撤去されるはずだったのが連合軍の調査漏れで偶然にも残され、今に至っているのだとか。
このエピソードから"強運を持った神社"として、パワースポットにも考えられているようです。

とても小さなお社ですが、伊勢神宮と同じ神明造りという由緒正しき建築様式で造られていてなかなか風格があります。

御祭神は「八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)」という神様…といっても、きっとよくわからないと思います(笑)
日本神話の天岩戸伝説の中に登場する、岩戸の奥に隠れてしまった天照大神を連れ出すための作戦を立てた神様で、知恵の神様でもあります。

迷いや悩みのある人に知恵やひらめきを授けてくださるかもしれませんね。
毎年6月1日(気象記念日)には例祭礼が行われ、メディアなどからの取材もあるそうです。

気象予報士試験の合格祈願や、旅行・運動会・結婚式などイベントの快晴祈願に多くの方が参拝に訪れるとか。 願い事を書いて奉納する絵馬はなんともユニークな下駄の形。

きっと下駄を蹴り飛ばして"表が出るか・裏が出るか"で天気を占っていたことが由来なんでしょうね。

それにしても(当たり前なのかもですが)、やっぱり"晴天祈願"で参拝される方が多い模様。
"気象"の神社なので、晴・雨・雪・曇・嵐とか、全ての気象に関する祈願ができると思うのですけれど。

降雨祈願で訪れる人はいないのかな???
「"雨が降って"とお願いする人は珍しいので、あなたの願いは叶えてあげよう」なんて神様が思ってくれたら面白いですよね。

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