ヒヤシンスをおうちで水栽培

ヒヤシンスの水栽培・育て方

ヒヤシンスを水耕栽培で育てるには、まず球根と水耕栽培用のポットを準備します。
ヒヤシンスには水耕栽培に適した品種(ダッチ系)とそうでないもの(ローマン系)があるので前者を選びましょう。

品種の記載がなくても「水栽培用」「水耕栽培用」と記されている場合もあります。ポットは色や形、素材の異なるものが出回っています。
透明なガラス製で球根1球用のポットからプラスチック製で3球まとめて育てられるようなものまで色々あるので、置くスペースや花色などに合わせて選ぶと良いでしょう。

水耕栽培用のポットに水を入れてヒヤシンスの球根をセットし、根が出るまでは冷暗所に置きます。水の量ですが、最初は球根の下に水が触れる程度の高さにして根が出てくるのを促します。徐々に根が伸びてきたら、少し水の量を減らしてポットの中に空気の層を作りますが、これは活発に呼吸をして成長するヒヤシンスの根に十分な酸素を供給するためです。
根が長く伸びてきたのに水をいっぱいにしていると、根が窒息してしまうので注意しましょう。根が出れば、明るい窓辺などの日当たりのよい場所に移します。
水の入れ替えは5日から7日に1度程度が目安ですが、根を傷めないように気を付けて作業します。

ヒヤシンスの水栽培

ヒヤシンスの水栽培に適した季節とは

ヒヤシンスは秋植えの球根植物です。秋に芽や根が出て冬にかけて成長を続け、春に花を咲かせて夏は地上の葉や茎が枯れて休眠期に入るというサイクルを持っています。
冬の寒さにはかなり強く、屋外でも十分に育って立派な花を咲かせる一方で、高温には上手く対応できません。そのため、秋とはいってもまだ暑さの残る時期にヒヤシンスの水耕栽培を始めると根腐れを起こしやすく、球根を台無しにしてしまいます。

水耕栽培用のヒヤシンスの球根は9月ごろから店頭に並び始めますが、その時期に購入してすぐに育て始めるのはよくありません。
また、掘り上げて夏越しさせておいた球根があるからといって、まだ日中汗ばむような頃に栽培を急ぐのも失敗の元です。
ヒヤシンスでは、十分に気温が下がって寒くなってくる11月から12月が栽培開始に最も適した季節です。

この時期に水栽培を始めれば、2月から4月頃には良い香りのする花が咲きます。もちろん、栽培を開始する時期やその後の温度管理などで開花時期も多少前後します。なお、室温が高過ぎると花の持ちが悪くなるので、花が咲き始めた後は暖かいリビングではなく、出窓や玄関などの気温が低めの場所に置くとより長い期間花が楽しめるでしょう。

ヒヤシンスの水栽培

ヒヤシンスの水栽培・注意点

ヒヤシンスは一定期間、低温にさらされないと花芽を作らない植物です。 屋外でのガーデニングとは異なり、水耕栽培のように室内で育てて花を咲かせる場合には、球根を低温処理するか植え付け後しばらく屋外に置くかする必要があります。
水耕栽培するヒヤシンスの球根を低温処理する方法ですが、球根を3か月程度10度以下の場所で保管しておくだけで大丈夫です。
購入した球根を新聞紙などで包んで冷蔵庫に入れておくと良いでしょう。屋外に置く場合は、12月いっぱいを目安にしてそれ以降は室内で管理します。十分な寒さにあてないでヒヤシンスを水耕栽培すると、全く花が咲かなかったり、咲いても花数が少なかったりするので気を付けてください。

ヒヤシンスの花をできるだけ長く楽しむためには、花がらを摘んでやることが必要です。それは花が終わって実がついてしまうと、種子を作るのに栄養が取られてしまうからです。
ただし、茎ごと切り取ってしまうと切り口から細菌が入って腐りやすいので、花がらだけを取り除くようにしましょう。その場合も、できるだけ優しく扱って茎を傷つけないようにします。

また、球根に傷がついていると細菌が入って腐ることがあるので、傷のない大きな球根を選ぶことが大切です。

ヒヤシンスの水栽培
皆に知らせたいと思ったらシェア
をよろしくお願いします!