水耕栽培について

ナスをおうちで水耕栽培

水耕栽培でなすを育てる・育て方

土を使わず手軽に野菜や果物を栽培できるということで流行している水耕栽培。
家庭で水耕栽培を利用して育ててみたいものといえば、夏が近づくと食べたくなるなすではないでしょうか。水耕栽培では農薬を使わずに栄養価の高くおいしい野菜を育てることができるため、なすを栽培するのにもぴったりです。

水耕栽培でなすを種から育てるときは、まずはロックウールなどの養分がふくまれる素材に種をまき、室温を20℃~30℃に保って発芽させることになります。苗が10cmほどに育ったら、水耕栽培専用のキット等に移植していきます。水耕栽培では液肥という液体の肥料を使いますが、この液肥の濃度はなすの場合弱酸性になるように注意しながら育てていきます。
この時期でもLEDライトを利用することで、室内でも生育が早い状態を保つことができます。成長期と開花期で液肥の種類は異なりますので、そちらも注意しておきましょう。発芽から半年ほどで実が収穫できるようになるはずです。

水耕栽培を利用した場合、なすのように実がなる種類の野菜でも、生育が早く立派なものを収穫することができます。液肥の濃度の調整等、野菜の種類や季節によって調整が必要なものもありますので、ひとつひとつ確認しながら、育てていくと良さそうですね。

ナスの水栽培

水耕栽培でナスを育てる・種類

土を使った家庭菜園だけでなく、水と液肥によって野菜や果物を育てる水耕栽培でも人気のなす。栄養価が高くおいしいなすは、水耕栽培を利用して栽培することで、さらにボリューミーで味の良いものを作ることができます。

なすは、ナス科ナス属でインドが原産と言われる野菜です。種類も非常に多く、京都などでは伝統野菜として地域独特の品種が栽培されている場合もあります。大まかに分類すると、卵型や、やや面長の長卵型、さらに大きなサイズの米なすや、丸型の賀茂ナスなどはよく知られているのではないでしょうか。
また、非常に長い長なすや、それよりさらに長い大長なすなども人気があるようです。産地としては、日本では高知県や熊本県などが挙げられます。

水耕栽培でつくる場合、種付けから行うとおよそ半年ほどで収穫できるようになるようです。水耕栽培で作ったなすは、甘味が強く栄養価が高くなると言われています。旬は夏だと言われていますが、室内で行う水耕栽培の場合、室温を調整すれば、冬でも作ることが可能です。
旬ではない野菜はスーパーで購入すると高くなりがちですよね。家庭菜園を上手に利用することで、旬ではない時期でもおいしいなすが食べられるようにしたいものです。

ナスの水栽培

水耕栽培でなすを育てる・栄養

土を使わない水耕栽培でも手軽に栽培できるなす。栄養価が高く旨みの強いなすを作ることができるということで、水耕栽培でも人気が高い野菜です。夏場が旬と言われるものですが、水耕栽培を利用すれば冬場でも温度調整を確り行うことで楽しむことができます。
なすは栄養という面から見ると、低たんぱくで低カロリー。もともとの栄養価はそれほど高いものではないと言えそうです。主成分は糖質で、微量のビタミンA、B1、B2、Cとカルシウム、鉄を含んでいます。

なすにはアントシアニンというポリフェノールの一種が多く含まれていて、高酸化作用や眼精疲労の改善、血栓の予防などに効果があるとされているのです。そのため、口内炎、しもやけ、イボ、がん、動脈硬化などにも効くと言われています。

身体を冷やす効果がある夏野菜の中でも、なすは特にその作用が強くなっています。夏場に食べるとのぼせを防ぐことができると言われるのはこのためですね。
ただし妊婦さんの場合、身体が冷えるのは良くないので、食べ過ぎないように気をつけておく必要があります。また、ぜんそくや咳にも良くないと言われていますので、症状を悪化させたくない方は控えた方が良さそうです。 様々な効能があるなすですので、水耕栽培で上手に作って、おいしく食べていきたいですね。

ナスの水栽培

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